総務省のデータによるとホームページを開設しているという企業は日本全国を見ると90%近い数字になっており、ほとんどの会社がホームページを開設しているという状況です。
しかし、その中でホームページが業績に良い影響を与えている、と胸を張って言える企業はどのくらいでしょうか。私の肌感覚では3割程度かな?と感じています。
今回は、『なぜ、ほとんどの企業がホームページで効果を感じていないのか』について考察していきたいと思います。
ホームページの制作費用はコスト?
あなたの会社のホームページはどのくらいの費用がかかりましたでしょうか。まだホームページを開設していない1割の方であればこれからどのくらいの制作費をかけようと考えていますでしょうか。
ホームページの制作費はありがちな『ピンキリ』で、数万円から数十万円、または数百万円かけるなど、各社、ホームページにかける制作費は異なります。
そのピンキリの制作費用はどう思われているか、そして、今後その制作費をどう捉えていくべきかをお話ししていきます。
制作費用はコストと思われがち
制作費の多寡に限らず、制作費はコストというイメージを持たれていることが多いと感じています。これを読まれているあなたの会社はいかがでしょうか。
実際に私たちが、会社様にホームページ制作やリニューアルのご提案をさせていただく中で感じることは、『できるだけコストを押さえたい』というお気持ちです。
費用=コストと思ってしまうと、できるだけ安くして可能であればそれ以上の効果を感じればいいな、という意識が働き、なにか削る部分はないかと「不要そうなもの」を探してしまいます。
コストと考えると
- できるだけ安くする
- 時間をかけない
- 効果がでなかったら蓋をして忘れる
という意識行動になってしまいます。
それで良いものができるでしょうか。私は効果がでるホームページはコストと思っている以上はできないと思っていますし、現実問題、コストと思っている企業様はホームページに対して愛着もなく、良くしていこうという意識は少ないです。
ホームページは投資
私は、ホームページは作って終わりではなく、作った後からスタートするものだと思います。作った後でないとほんとうに効果が出るかがわからないからです。
ホームページはコストじゃなく『投資』と考えると、
- 時間をかける
- 増えるように考える
- うまくいかないと悩む
- うまくいくように改善する
- 増やしたいと願う
といった意識になってきますし、行動も変わってきます。実は、お問い合わせが増えないホームページと効果を感じているホームページにはこの考え方の違いがあるのです。
ホームページには少なからず(無料のツールでも入力の時間など)お金がかかってしまいます。それをコストととらえず、投資と捉えると良い結果に近づいていきます。
中小企業の経営ではヒト、モノ、カネの3資源を使って利益を上げていかねばなりません。3資源とはいえ、ヒトにかかる給与もカネ、モノを揃えるのもカネなので、すべてはお金なのですね。
そのお金をどう増やしていくのか、出ていくお金より入るお金をどう設計するのか、が企業経営というものだと思います。
なのでホームページにかけた費用より、多くの利益をあげることを目標としていくことで良い効果、問い合わせの増加につながっていくのではないでしょうか。
制作費用を下げれば、下げた分以上に利益からは遠ざかると考え、制作費用をかけたら期間を決めてしっかりと回収し、未来に渡って利益を生み出していく装置に育てていくものがホームページなのです。
まとめ
今回は、効果を感じていない、問い合わせがあまりないホームページと、効果が出てくるホームページの違いは企業の意識の違いだ、ということをお話しいたしました。
ぜひ、意識をコストから投資に変え、お金がかかって事業の足を引っ張っているホームページから脱却し、今までかけてきた費用を取り戻し、未来に利益を生み出す装置に変えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたのホームページが、有り余るほどの利益を生み出す、なくてはならないものになりますように。
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